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樽のシェアでコストもCO2も削減。クラフトビール業界の救世主「レン樽」

2019/11/29

多くの人に親しまれるクラフトビール。ビールの味わいや製造過程にこだわり、クラフトマンシップ(職人魂)を持ったクラフトビールは、はじめは技術の不足や味の独特さから敬遠されることがあったが、現在では日本中のバーや居酒屋などで提供され、専門店も開かれるほどに広まった。しかし、急成長するこの産業は、ビール樽の輸送に伴うコストや環境面の課題も同時に抱えている。

クラフトビールの樽が醸造所とビールバーを行き来する過程では、基本的に空になった樽を醸造所に送り返すことになるため、空送りによる無駄なコストやCO2が発生する。また、樽を所有する醸造所のスペースにも限りがあり、出荷が重なって在庫の樽が尽きれば、追加の出荷は不可能だった。

この問題を解決するべく、ビールとITをかけあわせた東京発のスタートアップBest Beer Japanが2019年6月にリリースしたのが、ビール樽のシェアリングサービス「レン樽(たる)」だ。

クラフトビール

Photo by Best Beer Japan

レン樽は、樽の輸送コストに注目している。本来醸造所とビールバーを行き来する樽は醸造所が所有するが、その樽をレン樽が提供することで、各所からの空の樽の輸送を省き、輸送コスト削減に貢献する。また、輸送に伴うCO2排出を削減し、環境面においても効果を発揮している。

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